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続・早生まれの悲哀

もちろん、早生まれの子が能力的に劣っているわけじゃない。

ぼくも幸い、学力や運動面では人並みのものを持っていた。
わずかだけど人並み以上だったかも。
でもそのことに気づいたのは、
高校生になってからだったような気がする。

そして、
幼稚園から思春期になるまでに叩き込まれた、
劣等感はなかなかぬぐえなかったなぁ。

ぼくは「みそっかす」から普通かそれ以上の人間に成りあがったんだけど、
常に人の評価を気にする性分は消し去ることができなかった。
この歳になるまで。

一方で、
成りあがった体験から、
とっても傲慢な人間に育ったと思う。

もうこの歳になったらどうでもいいことだけど、
それでもたまに、
4月以降に生まれてたら人生が違ってたんだろうなと思う。
もう少しマシな人間になってたんじゃないかなって。


新聞記事でも、
精神的な面が問題なのだと書いていた。

よその国では早生まれの子問題に着目し、
例えば年度替わりの数か月前に生まれた子は、
次年度の入学にするとか、
それなりの施策や試行錯誤が行われているという話も聞いたことがある。


年度を一律に区切る、
あまりにも当たり前に行われてきたことだから、
なかなか問題提起の声も挙がらないけれど、
当事者としては、
振り返ってほしい問題ではある。
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