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宗教

ワールドカップの期間中に、
イスラム教徒はラマダンを向かえるんだって。

1ヶ月の断食だよ。

ただでさえ体力勝負なのに、
絶食で臨むのか?

ま、そこはそれ、
いろいろ緩和規定もあって、
選手は食べても大丈夫みたい。

よかった。

って、
そういうのは潔しとせず、
絶食で試合に臨む選手もいるのだとか。

凄いよね。
ワールドカップ以前に宗教がある。

そんなこと以前に、
教徒はみんな1ヶ月の断食って、
日本人には考えられないよね。


自分たちの身の安全は確保し、
贅沢三昧の暮らしをしながら、
変に神社が大好きな、
日本のお偉方とは出来が違うね。
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前半戦終了

もう1年の半分が終わったんだねぇ。

骨折から1ヶ月以上たったけど、
まだ親指は自由にならないし、
原因不明の右手首痛も消えないし、
いろいろ悩みもあるんだけどさ、
まずはいい半年だったんじゃないかなぁ。

明日から後半戦ですか。

ま、しっかりがんばりましょう、みなさん!

河童の値打ち

昨夜、大学生と呑んだ。

出会ってから10年あまりになるけど、
ずっとぼくを慕ってくれてる人。
ずっとぼくを目指してくれてる人。


天王寺は近頃人が多くて、
ちょっとした店はみんな予約でいっぱい。

しかたなく、
初めてふたりで呑むきれいな女子大生を連れて行くには、
極めて不似合いな行きつけの居酒屋へ。

周りはオヤジばっかりだったけど、
ぼくたちは4時間以上も語り合っていた。

「今の私があるのは、
 ここまでがんばってこられたのは、
 河童さんと出会えたおかげです」

ぼくには彼女がどうしてそこまで
ぼくを慕ってくれるのか不思議だったんだけど、
そうだったのか・・・・。

少し理解できたような気がした。
ぼくが何気なくプレゼントした言葉が、
そんなふうに人を支え続けることがあるんだ・・・・。


彼女はぼくと同じ仕事を目指している。
「打倒河童先生です!」


ありがとう!
君がいてくれるだけで、
ぼくが生きた価値はあったんだと思えた。

幸せな幸せな時間だった。

きっと、またね。
次はもうちょっとマシな店に連れて行くよ!

『楢山節考』

深沢七郎、

『楢山節考』。

読んだのは高校生のときだったか。

強烈な衝撃を受けて、
長い間、深沢信者になっていた。

生涯の1冊だと思った。

今年は生誕100年なのだという。
そして42歳のときのデビュー作『楢山節考』は、
なんとぼくと同じ1956年生まれなのだった。

確かに計算が合うな。

深沢さん、
久々に読みたいと思います。
『楢山節考』

それはやはり今もぼくにとって、
生涯の1冊であり続けているから。

制作・脚本・監督・音楽・端役

久々に脚本をつくっている。

子ども向けということで、
今、流行っているという『妖怪ウォッチ』とかいうアニメと、
不朽の名作『ドラえもん』とをチャンプルーにした、
ドタバタの喜劇である。

そういう映画監督も本当にいるそうだが、
その場その場で、
思いつきでセリフもナレーションも音楽もつける。
出演者もその場で決まる。

先の展開など、
そのうち何とかなるだろう。

うーん、アバンギャルド!
とってもアーティスティック。

最後までストーリーができあがったら脚本にするということで、
今は「口述筆記者」が懸命にセリフを記録している。

楽しいね。
こういうのって。

一瞬惚れたかも

メグと呑んだ。
ゆっくりふたりで呑んだ。

いろいろオファーはあっただろうに、
独り占めだった。

それが相棒の特権か。

2軒、呑みに行った。

「やっぱりこうじゃね」
とメグは言う。
「おう、これやろ」
とぼくも言う。

彼女は30日に、
グアテマラへ旅立つ。
再来年の3月24日に帰ってくるんだって。
30になって。

その二日後、ぼくは還暦さぁ。
退職の後始末に追われてることだろう。


相棒が旅立つのに何もないのも何だから、
ぼくは2枚のミニレターを渡した。

あっちで何か辛いことがあったときにさ、
どっちか好きな方を開けてみな。

それで救われなかったら、
もう1枚の方を開けてみてくれ。

それでもダメだったら両方捨ててくれ。

「わかった」
と、彼女は笑った。

大事そうにそれをしまってくれた。


とことん呑みたい夜だったけど、
お互い忙しい身、
9時過ぎに地下鉄の駅前で別れたが、
やっぱりこうしない訳にはいかない。

どちからからともなく、
抱きしめ合った。

いつもより少しばかり、
彼女の背中の感触を味わったと思う。
ちょっとやせたかな?

3分だったかどうかはわからないけど、
何かいっぱい思いを込めて、
人目も気にせず抱きしめ合っていた。

いろんな思いが交錯したと思う。

「ちょっとかなしいな」
「おう、ちょっとさびしい」
「帰ってくるけぇ」
「できたらそうしてくれ相棒」

最後に拳を付き合わせて、
彼女は地下鉄の駅へ階段を下りていった。

恋人同士なら、
階段を下りながら振り替えるんだろうけど、
ぼくたちはそうじゃないってか、
彼女は彼の家に帰るのだし、
振り返らずに下りていった。

バイバイ!

ぼくは自転車を走らせながら、
懐かしい歌を口ずさんでいた。

♪あいつは男 一緒に苦しみ、
 一緒にさまよった 雨の日も風の日も
 今祈る 流れ者  この度に幸あれと
 今祈るひとり旅  あいつに幸あれと

慰霊の日に

やっぱり書いておこう。
沖縄慰霊の日。

首相の半端なメッセージを聞いて、
そう思った。


薩摩にレイプされ、
維新政府にレイプされ、
本土決戦のための捨て石にされた沖縄。

あれから69年、
日本に「返還」されてから42年。

リゾート地としてもてはやされはしても、
未だに政治的には捨て石のままだと
未だにレイプし続けているのだと、
ぼくには思えてならない。

それは政治家どもだけの責任じゃなくて、
ぼくたち大衆だって同じ責任を負っているのだと。

本音で語ろうね

高3になるトランスジェンダーの友人から電話が入った。
声を聞くのは数年ぶりかな。

彼(彼女)からカミングアウトを受けてからは、
メールや手紙だけで、
久々の生声だったんだけど、
ちょっと声が男っぽくなったように感じた。

明日から修学旅行で、
東北から北海道へ回るとか。

そうなるとぼくなどはすぐ温泉を想起するので、
「配慮はしてもらえるんだよね?」
「はい、温泉じゃなくて部屋のお風呂で」
「ま、大浴場が気持ちいいんだけどね」
「ええ、でも、やっぱり温泉は苦手です」

彼の声は明るかったし、
そんな風に気楽に彼の立場を話題にできたことはうれしかった。

「学年の女子にはみんなに話したんですよ。
 普通に受け止めてくれてびっくりしました」


あなたにも示唆を受けた、
LGBT問題のプロジェクトも順調に進んでるよ。


8月の初めに会いたいと。
大阪に来てくれるんだ。
光栄だよ。
そのときにゆっくりいろいろ話そう。

気遣いはできないけど、
生身でいろいろ。

楽しみにしてるよ。

再会

そうそう、
「全共闘」との再会について語っておかなければならないだろう。

親指の骨折は、
思ったほどではないにせよ、
快方に向かっている。

でも、
何だろう?

左手首が痛い。
何の覚えもないのに痛みがずっと続いている。

こういうのは絶対医者にはわからないだろうと信じてたけど、
一応、ダメモトで申告した。

そしたら親指と一緒に左手首もレントゲン撮って、
「親指は心配ないですね。
 あと、2週間固定で」

それは予想通り。

「左手首ですけど、
 骨には何も異常はないですね」

これも予想通り。

「何の覚えもないんですけど、どうしたんでしょう?」
「さて、どうしたんでしょうねぇ?」

以上。

とりあえず痛み止めと湿布くれた。

残念ながら、
今回はベテラン看護士が絡んでくることはなかった。

この国の政治

都議会でのヤジが大きな問題になっている。

そこで泣くか?
って思わなくもないけど、
とにかく知性も品も全くないヤジ。

また、
ギャングのカッコがお好きな元首相は、
いじめについてとうとうと持論を展開したとか。

これまた知性も品も、
見識もぬくもりも何もない。

アホとしかいいようがない。
その辺の飲み屋でクダ巻いてるおっさんやろ。

現首相は武器と原発売って、
カジノで設けて戦争しようとしてる。


つくづくイヤになるね。
情けないね。

こんなぼくを大切に思ってくれる人たち

今夜はチッペの母の日プレゼントの松阪牛と
父の日プレゼントのプレミアルモルツの晩ご飯。

もちろん、ロマネではないが赤ワインも出て、
あれこれを食卓はにぎやか。

とってもおいしくて、
ぼくはこんなふうにしてもらえるような父親でも夫でもないので、
身に余る幸せだった。

だから食事の後、
長居公園を歩こうって誘って、
小雨降る中、
ふたりで相合い傘などしながら3キロ歩いた。

楽しかった。
アホな話しかしないんだけど、
亡くなったクーの話などしながら、
ホントに自分が満たされていると感じた。

ありがとう。
みんなホントにありがとう。

いっこだけ、
失敗した。

長居へ行くとき、
サッペが父の日に贈ってくれた、
素敵なタンクトップを着ていったらよかったな。

このちがいはOK?

LGBTの問題を、
ジェンダーの問題を、
みんなに考えて貰いたい。

そんな思いから、
男女間のこのちがいはあっていいのかいけないのか、
7つの「ちがい」を設定してみた。

小学校高学年用の課題として。

もちろん正解なんかないけど、
あなたはどう思う?

①男子は多少暴れてもいいが、女子はおとなしくしなければならない。
②男は男らしくしろ、女は女らしくしろと言われる。
③女性は子どもを産めるが男性は産めない。
④女子はかわいい服、男子は動きやすい服がいい。
⑤男性は声が低くなるが、女性は声が高い。
⑥男子の制服はズボンで、女子はスカートである。
⑦女性用トイレは全部個室だが、男性用はそうではない。

どれが○でどれが×?
△でもいいんだけど、
本音でどうぞ。

相棒

メグと電話で話した。
数ヶ月ぶりかな。

LINE電話がつながった途端、
とにかくお互い、
ぶぁはははは~っ!て、
笑った。
しばらく笑った。

もちろん、そんな笑いで具体的なことが伝わるほど、
ぼくたちは超能力者じゃないから、
そのあとあれこれ長話もしたんだけど、

でも、最初のぶぁはははは~っ!で、
彼女のこの数ヶ月がイメージ的に把握できた。
今の彼女が把握できた。

それが相棒ってもんだろう。

元々、
彼女とは4年のつきあいだし、
鳩間にも3回一緒に行ったけど、
ぼくは彼女の断片的なことしかしらない。

ただ、そのときどきに、
いつも変わらず感覚は共有できる。

それはぼくたちふたりだけのものだ。
それが何より大事なものだ。

それが相棒ってもんだろう。


彼女が暗い声を出すことなんて、
滅多にない。
泣いたの2回だけ見た。
悩みもいっぱいあるんだろうけど、
いっつも底抜けに明るいバカだ。

でもさ、
声の明るさが違ったんだよ、今日は。

それは、
何かひとつ大きな事を乗り越えた声だった。
わかるよ、相棒。

ぼくはもう、
そういう何かを乗り越えることはないんだろうなと思いつつ、
彼女のグアテマラでの生活を思う。

悪いが、
世界で6番目に治安は悪くても、
心配はしてない。

ま、できれば生きて帰ってこい。
それと、
帰ってくるまで彼氏が待っててくれたらいいな。


メグと会えて、
メグと共有した僅かな時間は、
何がどうなったって、
ぼくの中ではいつまでも消えない。

それが相棒ってもんだろう。

1年がんばりました

ちょっとした達成感。

実はぼく、
1ヶ月30編以上のブログアップを1年間続ける、
という目標を密かに立てていたのでした。

ま、殆ど読む人もない日記だから
正に自慰的目標でしかないんだけど、
何はともあれ、
今日の、この日記で目標達成!

365日で433編の日記をアップしました。

かなり無理矢理感満載の内容も多く、
数少ないお客様には時間の浪費をさせてしまって、
ごめんなさい。

でも、自分なりには満足。

平凡な日々を送る平凡な男だけに、
そうそう話題がある訳でもないから、
これでも結構がんばったんだよ。

よくできました!
祝杯!

駄文におつきあいくださった方には
ホントにありがと!


さて、
これからどうしましょうかね?

さらに記録更新をめざすのか、
もうええやろ、なのか。

毎日読んでくれてる「鈴木先生」、
今でも毎日読んでくれてるかどうかはわからないけど、
どう思います?

Give me 3 minutes.

メグは出国前、
6月下旬に大阪にも顔を出すって。

グアテマラへ行く前に呑もうって、
合宿に旅立つ前から約束してたんだけど、
メグは人気者だから、
みんなが祝杯を挙げようとするだろう。

いいさ、
ぼくは宴席はすきじゃないし、
そんな場所でぼくの思いは伝えることもできない。

「ずんどこ節」みたいに、
ホームの影で見送ることにするかな。

そんなことを思ってたら、
メール。

「河童が呑みたい人ナンバーワンじゃけ。
 相棒じゃろ!」

素直にうれしかった。
ぼくが唯一、
ホントに相棒だって思ってるヤツだから。

ま、
彼女を祝いたいみんなをソデにするのもよくないだろうし、
ぼくは、
ただ、すべての思いを込めて、
メグを思いきり抱きしめたい。
それだけだ。

またメールが来た。

「同じく!」

そっか。

きっとメグフィーバーが起こるんだろうし、
どんなことになるかわからないけど、
相棒同士が心を交わすのには、
1分あればいい。

いや、もう少し、
3分は抱きしめてたいな。

メグ、グアテマラへ

グアテマラを目指していたメグが、
2ヶ月余りの研修合宿を終えて、
まさかと思ってたけど、
合格したって!

これで、彼女の夢が叶う。
jicaの一員として、
グアテマラへ向かう。

きっと、
とんでもなくがんばったんだと思う。

何かうまい言葉が全く出てこないんだけど、

相棒、

夢に向かって一途に走り切った君を、
ぼくは思い切り抱きしめたいよ。

けど、
これからこれから。

君はもっと大きくなっていくんだ。

あかん、興奮してる。
今夜はもう少し呑んでまうわ。

その日にこだわらなくても

姉妹でもいろいろ違う。

サッペは父の日前にプレゼントを送ってくれたけど、
チッペは・・・・。

昨日、
三重に住むチッペから、
高級な松阪牛のステーキ肉が届いた。

これは母の日のプレゼントらしい。

今日、
高級ビールが届いた。

これはぼくへらしい。

ちょっと遅めなんだけど、
なかなかお金使ってるじゃん。

電話した。

「金回りがいいのか?」
「そういう訳じゃないけどね」

ありがと。

ふたりのひと味違う娘を持って、
その父親面してることができて、
ホントにありがたいよ。

それもこれも、
全部カッペのおかげだね。

3人の女性に感謝です。

またも、このミステリーがひどい!

読み始めた本を途中でやめるのは嫌い。

まず、しない。

でも、した。

あまりにも下らない、
Hという人の『T作法』。

またも「このミス」大賞。

もう二度と「このミス」には手を出さないことにしよう。





ワールドカップ

サッカーにはあまり興味がない。

世界最大のスポーツの祭典が開幕しても、
心が躍ることもない。

こんなこと書いたら叱られるんだろうけど、
ごめんなさい。
ぼくは3連敗で一次リーグ敗退を予想してた。

それでも勿論、
勝ってほしいし、
勝ち上がっていけばぼくも盛り上がる。

あと2試合、
起死回生を祈っています。

ホントに本

ネットで1冊1円の本を買うのが定例になっている。

手数料や送料がかかるので1冊258円になるんだけど、
一昨日の夜、
10冊買った。
2580円。

ささやかな贅沢。

今日続々と届いて、
まだ読んでない本の書棚に
10数冊の本が並んだ。

幸せな気分。

梅雨の晴れ間、
気持ちのいい光が部屋に差し込んでいて、
正に「薫風」がぼくを撫でている。

昼間から酒をすすりながら、
今日は村上の短編集の3作目を読む。

とっても幸せ。

本がなかったら、
ぼくはどうなってたんだろう?

電子機器はきらいじゃないけど、
キンドルなんか、
ありえへんわ!

父の日

明日が父の日なんだね。

カッペはお父さんにお礼を言いに、
実家へ行った。

ぼくにはもう父はいないので、
何もすることはない。
いたとしても何もしなかっただろうけど。


父が嫌いだった。
嫌悪してたと言ってもいいくらい。

頭もよかったし、悪いことのできない、
とってもいい人だったんだけど、
ぼくとはタイプが違いすぎて、
合わなかった。

父はぼくをとっても大切にしてくれたけど、
ぼくは父を大切にできなかった。

勿論ぼくにもいろいろ言い分はある。
でも、
父親不孝な息子だったことは確かだ。

父が亡くなって7年近くになる。
だんだん、
ろくでもないところばっかり、
父に似てくる。

それもあんまりうれしくはないんだけど、
58にもなった近頃ようやく、
父の大きさに気づくことがふえた。

素直に感謝できるようになってきた。

ありがとう、お父さん。
ちゃんとできなくてごめんな。

もしもぼくが死んだあとに会えたらさ、
肩くらいもむよ。

また

サッペから父の日のプレゼントが届いた。

ありがと。

どれもこれも素敵なプレゼントに、
あったかいメッセージ。

サッペはいつもそうだ。
ちゃんとこういうことをしてくれる。

ホントに、ありがと!

B級サプライ

帰ってきてPCに向かったら、
あれ?

前に書いた。

不具合のあるキーボードを騙し騙し使ってたんだけど、
突然、完全に死んでる。

どのキーを押しても全く無反応。
これってどうしようもないよなぁ。

今から買いに行くのも面倒だしなぁ。
あれこれ悪あがきしてみて、
結局、
何のことはない、
電池切れだということがわかった。
ほっ。

しかし、そんなに早く電池なんてきれるのか?
ずっと続いてる不具合も解消された訳じゃないし、
そろそろ買いに行かないとダメかな?

ともあれ、
突然、キーボードが全く使えなくなったら、
手も足も出ない事態になるんだと痛感。

このPC依存体質。

親指の故障よりずっと途方にくれたさぁ。


ちなみに、
PC関係のサプライでは有名なB社、
キーボードもそうなんだけど、
それ以外にもぼくはこの会社の周辺機器で、
何度も痛い目に遭っている。

気をつけた方がいい。

河童の弱虫っ!

かつて1ヶ月間松葉杖生活を送ったとき、
ずっと地面を踏みしめることのなかった右脚は、
左脚と比べるべくもなく、
みすぼらしいひどやせ細っていた。

もういいですよ。
今日から普通に生活してください。

医者はそう言った。

しかし、
ぼくは第一歩を踏み出すことができなかった。
怖くて、
右脚を地面に着けることができなかったのだ。
ホントに怖かくて、
しばらく片足で立ちつくしていた。

たった1ヶ月のぼくでさえそんなだったのに、
ずっと車いすで育ったクララに、
「立て」だの「弱虫」だのと、
ハイジはとってもひどい女の子だったのだと、
そのとき思った。


親指の骨折から2週間近く、
腫れも色も少しマシになってきたし、
痛み止めはのまなくていいようになった。

でもまだ、
テレビだと電灯だののリモコンのボタンが押せない。

もう大丈夫なんだろうから、
ボタンの上に指をのせてみるんだけど、
怖くて押せない。

きっとハイジにぼろくそに言われると思う。

いっぱい語って!

本当にLGBTなのか、
あるいは芸のためにそう装っているのか、
テレビにはあまり詳しくないけど、
そういう「おねえキャラ」とかいう人たちが、
それを売り物にして笑いをとっている。
笑いものにされている。

ぼくはとっても不愉快で、
そういう人たちの思いが理解できずにいるんだけど、
今、A新聞で、
はるな愛さんが生い立ちを語るコラムを連載してる。

少しは気持ちがわかるかもしれないと、
期待しながら読んでいる。

少なくとも彼女は本当にトランスジェンダーのようで、
幼い頃からの苦労話になるほどなと思わせられることも多い。

もしかしたら、
想像力の乏しいぼくたちに、
いろいろ教えてくれる教材になるかもしれないな。

今しばらく、
注目してみたいと思っている。

もう台風

こっちっは梅雨のすっきりしない毎日だけど
今、沖縄のラジオ聞いてたら、
あちらは台風6号が大東島を襲うって。

まだこの時期だし、
そんなに大きなものじゃないみたいだけど、
気をつけてください。

引用



今年、
沖縄・八重山はどんな台風事情になるのか?

どうか、大きな被害がありませんように。

誰の旗?

先日、皇族のどなたかが亡くなったとき、
小学校に掲げられている「日の丸」を半旗にするよう、
市教委が命令したそうだ。

だいたい学校に「日の丸」を常時掲揚すること自体どうかと思うけど、
これもお上からの命令だそうだ。

だれかの死に弔意を表すのはいい。
けど例えば、
あってはならないことだけど、
その学校の子どもとか保護者とか先生とかが亡くなったとしたら、
そのときも半旗になるのかな?

ならないそうだ。

そんな下々の死には、
「日の丸」はぴくりとも動かない。

おかしいと思わない?

若い人に問いかけてみたら、
「半旗って何ですか?」という応えが返ってきた。

ロマネコンティその後

カッペの還暦の誕生日に、
とんでもない値段の(ぼくにすれば)
ロマネコンティを買った話は書いた。

あれは5月初めのことだったけど、
それから世の中はどんどん夏に向かっている。

近い将来、
いつか呑まれるんだけど、
カッペはその日までのロマネの保管方法に気をもんできた。

これからどんどん暑くなるし、
冷蔵庫はモーターの振動がよくないと言うし、
とうとうカッペは小型のワインセラーを購入した。

なかなか大層な話に発展している。

それもまたいいかもしれないな。

素敵な人

昨日、
昨年まで仕事上の相棒だった人と呑んだ。

彼女と行く店は決まってる。
場末の明石焼き屋さんだ。
ここが落ち着く。

彼女は若い女性だけど、
ホントにかゆいところに手が届くほど気配りのできる人で、
人柄にぼくのような雑味がなくて、
明るくて感覚がフェアで、
仕事もできる。

申し分のない人なので、
一緒に呑んでいても楽しい。

彼女もまた、
ぼくをまるで師匠か何かのように思ってくれている。
彼女に何か特別な貢献をした覚えは全くないんだけど。

ありがたいことだしうれしいんだけど、
ふと思う。

もしかしたら彼女の唯一の欠陥は、
人を見る目がないことなのかもしれないな。

「標準語」なんかない!

Tという作家の、
「このミス」大賞作を読んでいる。

岐阜県生まれで大阪、神戸を経験したという人が
神戸を舞台に書いた作品なんだけど、
会話文はほぼ100パーセント関西弁で、
その関西弁が、ひ・ど・い。

他の文章は悪くないし、
筋立ても展開も悪くないんだけど、
とにかくあまにり関西弁がメチャクチャで、
嫌悪感が走る。

何でそんな無謀なことをしたんだろう?
関西に長く住んで、
マスターした気にでもなってるんだろうか?

関西弁をなめてはいけない。
苦痛である。
早く読み終わりたい。


先にも書いたけど、
同時に村上の『女のいない男たち』を読んでいる。

そこに、
田園調布に生まれ育ちながら懸命に関西弁を習得し、
ほぼ完璧に関西弁を喋る男と、
芦屋に生まれ育ちながら
ほぼ完璧に東京言葉を喋る男との話が出てくる。

後者はいくらでもいるだろうけど、
前者は現実的にはあり得ない。

でもそれは村上独特の世界だ。

そして村上の関西弁会話文は「ほぼ完璧」だ。

日常的に関西弁を喋る人間にとっても、
関西弁を文字にするのは至難の業である。

村上とTの才能の違いということも大きいんだろうけど、
もっと大きな要素は、
村上が関西出身だということじゃないかな。

とにかく、
ドラマにしろ映画にしろ小説にしろ、
関西弁をちゃんと喋れない人は、
お願いだから関西弁を使わないでくれ。

関西弁だけじゃなくて他の方言も。

悪いけど、
東京方言を元にした共通語などとは、
桁も格も違う言語なのだ。


日本人の殆どが誤解していて、
村上は敢えて誤用している節があるけど、
この国に「共通語」はあっても、
「標準語」などというものは存在していない。

まずは皆さんそのことから、
認識しなおして!

東京方言が「標準」だなんて、
そんな傲慢な話、
ないでしょ?

あくまで便宜上の「共通語」なんです。

そんなの言語学界では常識だよ。


それにしても、
『女のいない・・・』、
いいねぇ。

勿体ないので一編ずつ、
6週間かけて読もうと思っている。

男と女の間には

中学生の陸上競技会を見て帰ったあと、
テレビで日本選手権を見た。

日本記録保持者の福島千里さんは
今年も100,200を制したけど、
今日見た中学生男子の記録と同じくらいなんだね。

そんなもんなのかぁ。

男女差、
ちょっと残念な気分。

がんばれ中学生!

春の陽気に誘われて、
長居公園まで散歩に行った。

ひとしきり歩いたあと、
流れてくるアナウンスが気になってた、
サブグラウンドのスタンドに上がった。

中学生が陸上の大会やってた。
大阪市の大会らしい。

半世紀近く前に、
ぼくもこうして大会に出てたっけ。

ぼくなんかは気持ちが弱いので、
トラックに出る前に既に気合い負けしてたけど。


男女100メートルの予選やってた。
てか、やたらに出場選手が多かったから、
記録会かな?

20140608_112254.jpg

タイミングを合わせるためだろう、
順番待ちの子たちも合図で一斉にお尻を上げ、
ピストルで一斉に走り出すのがおもしろい。

こういうのはテレビでは見られないからねぇ。


とっても懐かしい気分になって、
つい長居をしてしまったんだけど、
半世紀近くの間に、

変わったなぁ、大会風景。

まず、
ぼくたちの頃はまだ、
東京オリンピックの予選が行われたメインスタンドも、
アンツーカーだった。

スターティングブロックなんてのも予選にはなくて、
スパイクでレーンの土を掘って係員に怒られたものだった。

ゴールの横には階段状の物体があり、
一段にひとりずつ計測員が座ってストップウォッチ構えてた。

「位置について、よーい、バン!」だった。

今は洋の東西、老若男女を問わず、
「 On your mark. Set. BANG!」

そんな英語、
あの頃は誰も知らなかったんじゃないかな。

そして当然のように、
階段状の物体の上は無人。

機械計測なんだぁ!

じゃ、なんで階段置いてるんだ?
他の競技で目視が必要なのかな。

思えばぼくは、
って、たいていの人はそうだろうけど、
機械計測で走ったことがない。

一度経験してみたかったな。

手計測してみたら、
男子は11秒余りで走ってる。
やるなぁ。

調べてみたら、
中学男子の記録は10.56だって。

すごいんだね、中学生だって。


気がついたら肌が赤くなるほどの間、夢中になってたけど、
半世紀近くたっても全く変わらないのは、
何事にも秀でることのできない、
ぼくの姿だけだったのだった。

児童的高校生

児童ポルノ法が「改定」されるという記事を読んだ。
その手の画像を所持してるだけで処罰の対象になるんだとか。

それってどうなの?
権力の性への過度な介入には慎重になった方がいい。

と、思わなくもないけど、
そんなことに反対したら変に誤解されそうだし、
とにかく児童が性の対象になるなんて、
個人的な感覚としては確かにとってもイヤだ。

でも、
記事読んでてびっくりしたよ。

この場合の「児童」って、
18歳未満なんだって。

17歳は児童なの?
女性は16歳から結婚できるんじゃなかった?

今の世の中で、
高校生って普通に性的な対象になってるし、
ぼくらの頃と違って、
ご本人たちも性の当事者になってるんじゃないの?

決して現状を追認しろなんて言う気はないんだけど、
じゃ、ぼくが独身だとしたら、
16歳の女性と結婚してセックスをしても法的に問題はないけど、
ぼくが女子高生のエッチな画像を持ってたら処罰されるってこと?

ま、
もうぼくには無縁の話だからどっちでもいいんだけど、
何か腑に落ちないね。

ちなみにぼくのおばあちゃんは14歳で嫁入りさせられたって言ってた。

民謡とか多くの古典芸能が、
16.7歳の女性が一番だって言ってる。

身体的成長の今昔を考えたら、
かなり犯罪的だよねぇ。

八重山の名曲に『月ぬ美しゃ(かいしゃ)』っていうのがある。
大好きな歌だけど、
歌詞を現代ヤマト言葉に訳してみると、
こんな。

♪月がきれいなのは十三夜
 乙女がきれいなのは17歳

そのうち猥褻歌に指定されるようなことになるんじゃないだろうな。

本末転倒

乗ってるだけで詳しいことは知らないんだけど、
今日日、高級な自転車のタイヤはパンクなどしない。

以前はよくパンクして、
修理技能が高まったものだけど、
近頃はホントありがたい。


今日は雨の予報。
そういうとき高級自転車には乗らない。
娘のものだったママチャリに乗って出勤する。

帰り道でパンクした。

安いママチャリのタイヤは未だにパンクし続ける。

行きつけの自転車屋さんに預けて、
近くの百均で時間をつぶした。

いつもは必要なものをめがけて百均に行くけど、
今日は暇つぶし。

いろんなとこを見てたら、
今さらながらに、
いろんなものがあるんだぁ。

指先ネット包帯というのもあった。

ん?
これいいんじゃないか?

親指の骨折に添え木をしなければならないが、
カッペや同僚に、
度々包帯を巻いて貰うのがめんどくさい。
心苦しい。

これなら自分でできるんじゃないのか?

指先用3本セットと、
手のひら用を買ってみた。

普段買い物などしないぼくはちょっとうれしくなって、
修理されたママチャリで帰宅し、
そそくさと包みを開けてみた。


子ども用かっ!!!

指先用は細すぎて小指にしかはまらず、
固定具をかませた親指にはめたら血が止まりそうだった。

手のひら用だってとってもきつくてリスカ愛好者向きみたいだったし、
当たり前のことだけど、
手首から手のひら全体をカバーしてるんだけど、
ぼくが大切にしたい親指の先はカバーされていなかった。


216円無駄にした。
痛恨。

因みに良心的な自転車屋さんのパンク修理代は
300円。

さらに言うなら、
お兄ちゃんいわく、
チューブに穴はあいてませんでしたよ。

しまった!
無料の空気入れだけにしといたらよかった。

というようにしみったれなぼくは、
今度是非、
この216円を活かせるような怪我をしなければと思った。

もちろん、
それは全治1週間程度の、
しかも左手がいいと思う。

ごほうび?

長く仕事をやってるとこういうこともある。


ちょっとしたできごとがあり、
退職が視野に入ってきた今になって、
仕事上の自分のこれまでに悩んでた。

1週間ほど落ち込んでた。

そしたら今朝、こんなメールが届いてた。



私はずっと河童さんにお礼が言いたくて今日やっと連絡させていただきました。

「柳のような強さを」
河童さんにかつて言っていただいた言葉、
今だにその言葉に勇気づけられここまでやってきました。
私の原点は河童さんです。

河童さんと出会えて、教えていただけたことで今の私があります。
本当に本当に感謝しています。

恥ずかしい話ですが、最近、
かつて河童さんと撮った写真を机に飾りはじめました。

河童さんに教えていただいたことをいつでも思い出せるように、がんばれるようにです。
私には多分河童さんのような素晴らしい仕事はできません。
でも私は私なりに研究して、経験して絶対にいい仕事ができるようになります。
絶対に絶対にあきらめません。

突然長文のメールをすみません。
どうしても今、伝えたかったので連絡させていただきました。
また河童さんのご都合の良い日に、お会いして、直接お話したいです。


プライバシーその他の関係があって、
大幅に詳細はカットしてるけど、
ま、いわば、
河童はこんなメールもらえるんだよ、
っていう自慢だ。


でも、
ともあれ、
ぼくは救われた。

若い人からのメールで。

そのことは記録しておきたい。

ありがとう、みゆ!

「このミス」発見がすごい!

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作を何冊か読んで期待を外され続け、
久々にちゃんとしたものを読みたいなと思ったら、
この人しかないわな。

書き下ろし長編じゃないから殆ど話題にならなかったけど、
2ヶ月ほど前に出版された、
村上春樹の最新短編集を読み始めた。

あら、珍しく「まえがき」なんてのがついてる。

それを読みながら、
こんな人になりたかったなと、
しみじみ思った。

人に対してあんまりそういうことは思わないし、
別に彼の名誉や冨が欲しいと思った訳でもない。

もちろん、いただけるなら喜んでいただくけど、
彼のような創作のできる人になりたかったなと思ったのだ。

それは随分心地のいいものなんだろうと思う。

ぼくには彼の鼻くそ程度の創作力もない。


一編目を読み始めた。
3ページ目でひっかかった。

「彼は一日でも早く運転手を必要としていたし、
 大場は信頼のできる男だった。」

ん?

おかしい。
まちがってる。

一日でも早く必要としてるんじゃなくて、
必要だから一日でも早く欲しかったんだよね?

わかるかな?
ちょっと高度な文法ミス。

この誤りに気づく人はまずいないと思う。

そんなのどっちでもいいことだけど、
どっちでもいい能力だけは、
村上さんよりぼくの方が高いみたいだ。

想像と記憶

ぼくは年がら年中ジーパンをはいてるけど、
近頃、
お腹のボタンをとめずに履いている。

お腹が出てきたからじゃないよ。
親指が使えないから。

ま、骨折5日目。

利き手だけに不便はいろいろあるんだけど、
日々、
いろんな「できない」に遭遇する。

例えば、
夏みかんの皮が剥けない。
爪を切ることができない。
醤油とかわさびとかの小袋が開けられない。
・・・・。

想像もしなかった場面で次々と「できない」が見つかり、
その度に小さなストレスが溜まる。

ぼくの親指の包帯を見て、
右手だし不便でしょうねって、
誰もが言ってくれるんだけど、
ジーパンや夏みかんまで想像する人はそうそういない。


突然耳が聞こえなくなったり、
足首を折ったり、
いつものことだけど、
そういう我が身の小さな故障に直面して、
やっと少しだけ、
身体に「障害」を抱えている人たちのことが想像できる。

その記憶を大切に保持しておこうと思うのに、
故障が治ったら、すぐ忘れてしまう。

それが凡人っていうことなのか、
あるいはぼくがそういう人間だからなのか。

どっちにしても、
そろそろ自分の経験を次に活かさないとダメなトシだよね。

ぼくももう、
治りようのない、
「老い」という状況と向き合っているのだから。

骨折をめぐる論理について

せっかく4年ぶりに骨折したんだから、
親指ネタをもう少し引っぱる。

ぼくが骨折したのは5月31日のこと。
医者に行ったのが昨日3日。

骨折当日は打ち上げですっかり酔って帰ったからいいとして、
翌日曜、
月曜と、
決してカッペが冷たかった訳じゃないんだけど、
医者に行った昨晩、火曜日から、
目に見えてくっきりと、
過剰なまでにやさしくなった。

気遣い方が全然違う。

ぼくは素朴に不思議で、
「今日は何でそんなにやさしいのん?」
って訊いてみた。

彼女はきっぱりと、
「お医者さんに行ったから」
と答えた。

え?
でもぼくの状況は、
医者に行こうと行くまいと、
少なくとも日曜以降何にも変わってないでしょ?
寧ろ僅かながら快方に向かっているくらいで。

だって、
医者にも行かないようなことなら本気にはなれないわよ。

???

ぼくにはその論理がよくわからなかった。

カッペは早く医者に行けとは言ってたけど、
行かないことを怒ってた訳でもない。

医者に行ったご褒美でやさしくしたげる、
というようなことでもないらしい。

やさしくしてくれるのはありがたいけど、
納得いかん。

ので、
今日、職場でその話をした。

そしたらカッペと同じくらいの「奥さん」たちは、
大いに納得していた。

「きっと奥さんはこんな風に言いはったでしょ?」

未だに納得できていないぼくにはうまく再現できないけど、
彼女たちが推理した文言は、
びっくりするほどカッペの文言そのままだった。

カッペの感覚が特異なものでないことだけは充分わかった。
むしろ理解できないぼくの方が特異なのかもしれない。

でも、
医者に行こうと行くまいと、
痛いものは痛いのであって、
傷んでいる人には等しく親切にしてあげましょう。

人のことなどどっちでもいいのならともかくとして、
やさしくできる人なら最初からやさしくしてあげましょう。

ぼくはそう思うのですが、
あなた、どっちの論理がわかります?

お笑いレッドカード

ま、深刻な事態に至らなかったからだけど、
親指の診察を受けていて、
とってもおもしろかったことを付記しておく。

その外科は確か親子2代でやってたはずなのに、
ぼくを診察してくれた医師は見たことない人だった。

こう言っても若い人は「訳わかめ」だろうけど、
昔の全共闘を思い出させる風貌だった。

髪ボサボサ。
無精髭伸び放題。
今どき誰もかけてないデザインの眼鏡。
古くさいコールテンのズボン。

できたらヘルメットかぶって、
マスクしててほしかった。

そしたらまるっきり、
ぼくが学生時代だったころの「全共闘」だ。

とっても懐かしい気分になって、
ぼそぼそ喋るその医師が気に入った。

しかし、
ここからが本格的におもしろいのだった。


ぼくの患部を固定することになり、
医師は聞いたことのない何かを持ってくるよう看護士に依頼した。
それが固定具だということくらい誰にでもわかる。

金属板にスポンジを貼り付けたようなヤツだ。

看護士は持ってきた。
40センチくらいある固定具だけ。

医師は苛立つ風もなく、
「切るものとペンチください」と言った。

看護士は、
大きな金切りバサミだけ持ってきた。

おまえペンチ知らんのか看護士!

医師は40センチをぼくの親指の長さに切り、
「ペンチください」
ともう一度言った。

そしたらあろうことか超ベテランらしき看護士は、
「それがペンチですけど」と答えた。

「いや、これを折り曲げたいんで・・・・」
「でもそれ、よく切れるんですよ」

シュールだ。
あまりにもシュールだ。

医師は諦めたのか全く飄々と、
頑丈そうな固定具を自らの指で懸命に曲げにかかった。
なかなか曲がらない。

そしてボソッとひとこと。
「ぼくの親指が折れそう」

笑った。
ナイスだぜ全共闘!

看護士も笑ってた。
「先生が指折ったら大変」って、
おまえ笑ってていいのか!
医師困ってるぞ。

やがてさすがに見かねたのか看護士、
苦戦を続ける全共闘にひとこと。

「先生、ペンチ持ってきましょうか?」

はぁ?
なんなんだ看護士!
おまえペンチ知ってたのか?

大体日曜大工じゃあるまいし、
ここ、外科だよ。
数え切れないくらい固定具扱ってるだろ看護士!
てか、K外科!

そんなもんがサッサと用意できなくてどうする!


まだ続きがある。

苦戦の末にできあがった固定具がぼくの患部に添えられ、
看護士がバンデージを巻いた。

それがまたとんでもなく下手くそだったので、
医師がハサミを要求し、
看護士が無駄に貼ったバンデージの不要部分を切り落とした。

ここからは包帯が巻かれるのだから、
看護士の仕事になる。

その包帯の巻き方も少々びっくりものだったけど、
それはいいとしよう。

巻き終わった看護士が医師に言う。
「先生、ハサミ貸してください」

そしたら全共闘、
ためらいもなく、
大きな金切りバサミを渡したのだった。


おかげでとっても楽しいひとときを過ごした。
こんなに楽しい治療風景は58年間で初めてだったと断言する。

おもろいぞベテラン看護士!
おもろいぞ全共闘!

下手な芸人よりよっぽどおもろかったぞ。
このままのネタで充分爆笑がとれる。

ただ、ここはレッドカーペットじゃなくて、
外科なのだった。

ぼくは、
この病院で手術なんてことにならなくてよかったと、
心から思った。

めげて折れて

仕事を終えた頃、
予報外の雨が降り出して、
それで、あっさりめげた。

今日も医者には行かないもーんだ。

ぼくは高級な愛車を濡らすのが大嫌いなのだ。

でも雨の中、愛車を走らせながら、
待てよ!

雨で医者すいてるんじゃないのか?
脚の患者などそれこそめげるんじゃないのか?

ズバリだった。

昨日と打って変わって、
待合室ガラガラ。

2番目の診察で待ち時間5分。
イェイ!

って、
予想通り、
生涯6本目の骨折だった。

素人目にもくっきり、
第一関節の先が折れていた。

「固定して3,4週間ですかね」

これも予想通り。
元に戻るまで1ヶ月はかかるだろうと思ってた。

ハナから折れてると思ってたし、
生涯6本目にもなると大体治るまでの期間もわかる。

「幸いずれてないんでね。
 ずれてたら手術でしたよ」

おぉ、それは予想外だった。
そんなとこの骨でも、
ずれてたら手術なのか。

危なかった。

って、
肋骨2本のときは明らかにずれてて、
こんなの手術しなくていいのかと不安だったぞ。


ともあれ、
会計を待ちながら思った。

あの日、
マサシの悪送球が指に当たってヒビが入り、
その後、
一服しようとして100円ライターに点火しようとしたとき、
ぽっきり折れたのだろう。

あのとき、
指先が折れた感覚はまちがいなくその通りだったのだ。

とするとぼくは、
煙草吸うために骨折した。

あぁ、因果な煙草。

しかし待てよ。

あのとき、
ライターに点火しようとして激痛を感じてなかったら、
ぼくはあのあとバレーボールをしてたと思う。

ヒビの入った状態でトス上げたりアタックしたりしてたら、
多分やっぱり折れて、
しかもずれてたにちがいない。

そうか、
やっぱり煙草はぼくの味方だったのだ。


ともあれ、
予定通りの「固定、日にち薬」だったけど、
痛み止めもらえたぁ!

これが欲しかったんだよね。
とにかく痛かったから。


ということで、
めでたしめでたし。

大好きな煙草にも、
大嫌いな雨にも感謝しつつ、
全治1ヶ月って重傷じゃないか!

といった風情の河童であった。

折り合いをつける

今日に至っても、
やはり右手の親指はどす黒くパンパンに腫れたまま。

誰に見せても、
「それは折れてるよ。
 早くお医者さんに行かないと」

って、
関節は動くんだから、
どうせ添え木するくらいの日にち薬でしょ?

でも、
とにかく痛いので、
仕事帰りに自宅近所の、
ヤブの呼び声高い外科に寄ることにした。

どんなにヤブでも
レントゲンで折れてるかどうかくらいわかるだろ。

折れてるとしたら、
小学校2年生で腕の骨を2本折って以来、
30年近く前にバレーボールで足首1本、
4年前にプールで暴れていて肋骨2本、
通算4度目、計6本目の骨折となる。

他にも知らない間に、
あちこち折れてたような気もするけど。

ぼくの骨折経験値が多いのか少ないのかわからんが、
一生骨なんか折らずに生活する人も多いんだろうな。

カッペも娘たちも折ってない。

そんなことを考えながら、
ヤブ外科に行ってみると、
月曜ってこともあったのかな?

診療開始前に行ったのに、
既に待合室は、
ヤブの呼び声をものともせず、
超満員状態だった。

それを見て、
すぐに諦め、
帰ってきてビールを飲んだ。

ぼくはとにかくせっかちなタチで、
待つのが大嫌いなのだ。

イライラしながら長時間待ってたら、
かえって患部に悪いはずよぉ。

ということで、
静かにもう1日様子をみることにしましょうね。

おやおや指が

残念なこと、
それはソフトボールの試合、
1回裏に起こった。

ぼくは一塁を守ってたんだけど、
相手ランナーの離塁が大きかったので、
一応習慣的にベースに入った。

でも
和やかでのんびりしたゲームだし、
まさかキャッチャーが投げてくるとは思わなかった。

しかも送球がそれてランナーと交錯。

あわててグラブを差し出したぼくは、
下手な捕り方をして、
右手の親指にボールを当ててしまったらしい。

瞬間的なことだったのでよくわからないけど、
痛っ!
指先がジーン。

突き指したかなと思ったけど、
大したことはなかった。

試合終了後、
続けてバレーボールの試合するって言うんで、
一服しに外へ出て、
百円ライターの点火ボタンを何気なく押したら、
グェッ!

親指が折れたみたいな激痛が走って声が出た。

ライター押せない!

バレーやめとこぉ・・・・。

でも、
試合を見てたら、
やりたかったな~!

若かったらやってたな~!

30年前のエースアタッカー。
試合中に足首を骨折してたのを知らず、
あと2試合やったこともあったっけ。

あのときは
1ヶ月の松葉杖生活になったけど。

今回は自粛した親指、
関節は動くから大丈夫みたいだけど、
まだ第一関節より先が青黒く晴れ上がってて、
とにかく痛い。
とっても痛い。

きっとレントゲン撮ったらどうにかなってるな。
こうしててもスペースキーが打てないよぉ。

ソフトボールの下手な守備で怪我なんて、
かっこわるいなぁ。


でも、
退職したらもう二度とスポーツの試合に出ることなんてないだろうし、
ゲームで怪我をするなんて、
もしかしたらこれが人生最後かもしれない。

そう思うと、
痛みもちょっと愛おしくなった。

老兵は死なず、死にそう

昨日、10年ぶりくらいに、
ソフトボールのゲームに出た。

へたくそだけどかつてはよくやったもので、
2000年には、
うちの業界の大阪市大会で準優勝したこともある。

でも、
昨日のゲームでは間違いなく最年長だよ。
2,30代にまじって。

しかも暑さで試合前から既にバテててさ、
立ってるのもしんどいくらいだった訳。

若いヤツらはガンガン柵越えする。
ぼくは元々非力だし、
相手の内野守備は堅そう。

ピッチャー返ししかないですかねぇ?
って力のない素振りしてたんだけど、
2回打席に立って四球ふたつ。
ストライクは1球しかこなかったんで、
バットを振ることさえなかった。

しゃあないなぁ。
多少はおっさんの存在感もアピールしときたいし、
全くノーマークだったし、
スティール!

そしたらあれま、
キャッチャー二塁悪送球。

ボールがセンターへ抜けて、
外野が処理をもたつく間に、
1周回って帰ってきた。

40数年前の陸上部!

やんやの喝采。
ハイタッチの嵐。

こんな親善試合であんなシビアな走塁は大人げない、
って、笑われたけど。

うぇー、しんどー!!!
ホント、バッテバテ。

ゲームは1点リードで最終回を向かえ、
残念ながら逆転サヨナラ負けしたけど、
ぼくはぶっちゃけ、
何でもいいから早く終わって!だった。

ま、あの緊張感は久々の感覚で楽しかったけど、
もうひとつ、
とっても残念なことがあったのだった・・・・。

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