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知性のない人

ひさえさんから手紙が届いた。

もう70を超えておられるが、
下手くそな字で、
誤字脱字だらけだ。


ぼくがまだ20代だった頃、
長い間、識字学級に通っていた。

被差別部落の子どもたちは、
かつて激しい差別と貧困のため、
学校に通うことができなかった。

字を書くこともできないまま大人になって、
本当に辛い目にあってきた人たちが、
奪われた文字を取り返すために、
識字学級の取り組みが始まった。

週に一度、
仕事を終えたおじさんおばさん、
おじいさん、おばあさんたちが、
夜7時から2時間、
文字やいろんなことを学ぶ。

ぼくは有償ボランティアとして、
長い間、識字学級の先生をしていた。

と言っても、
とんでもなくたくさんのことを教えて貰ったのは、
ぼくの方だった。

小学校も終えていない無学な年寄りたちが、
どれほど高い知性を、
あたたかさを持っておられたことか・・・・。

それは過酷な差別に負けず、
生き抜いてこられた故の知性とやさしさ。


ひさえさんは若くて生意気なぼくを、
何故かとってもかわいがってくださった。
ほっとけなかったんだろうなぁ。

それ以来の長い長いおつきあい。


ひさえさんは小中学校の子どもたちに、
戦争体験や被差別部落問題を語り続けながら、
今も文字を学び続けておられる。

けれども、
「今の市長が識字運動はもういらないなどと言ってきています」
とひさえさん。

釜ケ崎、識字学級、高齢者、下層労働者・・・・、
話を聞いていると必ず出てくる市長の「削減」話。

改めて思う。
声なき弱者を切り捨てて、
大阪はどこへ行ってしまうのだろう・・・・。
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ティラノ日和

チッペは子どもの頃から恐竜が好きだった。

昨夜、
長居公園をふたりで散歩してたら、
「特別展 新説・恐竜の成長」
という幟をチッペが見つけた。

おぉ、自然史博物館でやってるのか。

「明日、三重へ帰る前に見に行く?」
「うん、行く行く」
って、1200円!
ちょっと高いんちゃう?

2年前、ふたりで、
同じ長居の博物館に「大恐竜展」ってのを見に行ったけど、
これが値段の割にとってもあっけなかったのだった。

また同じことやろなぁと言いつつ、
滅多に帰ってこない娘とのデートを、
2400円で買った。


場内は、
チケット買うのに並ばなければならないほどの盛況。
やっぱり時代は変わっても、
子どもたちは恐竜が好きなのだ。

日本の少子化問題も解決したんじゃないか?
と思えるほど、子どもだらけ。

ところで、どんな新説なんだ?

モンタナ大学のジャック・ホーナー先生によると、
今まで別の種類だとされていた恐竜が、
同じ恐竜の幼体と成体なのではないか?
とのこと。

それに、
あの食物連鎖の頂点だと思われていたティラノサウルスが、
実はプレデター(補色動物)ではなく、
ハイエナみたいなスカベンジャー(腐肉食動物)だったのではないか?
と。

このT-REXがハイエナ?!

IMG_9976-.jpg

それは幼い頃からのイメージが大きく崩れる、
ちょっと哀しい新説だった。

ぼくは決してハイエナが嫌いじゃないんだけど、
やっぱりブランドイメージというのがある。

「まだあくまで仮説やろ?」
「やっぱりティラノは強かったはず!」

と、
恐竜評論家である我々はホーナー先生の新説に異議を唱えつつ、
マクドでハンバーガー買って帰った。


2400円が安かったとは言わないけど、
楽しかった。

有情実感!

『釜ケ崎有情』の第8話でルポされている、
トモコさんに電話した。

ムッチャ緊張した。
相手はぼくの中のスタァ。
それに、
トモコさんの動向を耳にすることは多々あるけれど、
調べてみたら少なくとも15年近くは対面していない。

覚えて貰ってるかな?
覚えて貰ってても、
こんな勝手な電話を叱られないかな?
ムッチャクチャ忙しい人なのに。

昼過ぎに、
ぼくは呑みたくもない焼酎1杯あおって勇気を奮い起こし、
彼女が運営する「こどもの里」に電話した。

でも不在。

スタッフさんが、
「5時頃には戻りますが」

ぼくは5時半まで、
ずっと待っていた。
何も予定のないGW初日の今日、
ぼくの目標はトモコさんに電話することだけだったから。

ようやく5時半。
もう一度、勇気を奮い起こして、
電話。

出た!
紛れもない、
トモコさんの懐かしい声。
「あの、河童です。覚えてはります?」

一瞬の沈黙のあと、
「あぁ、河童さん!」

怖々、
「あのぉ、お会いしたくて電話したんですけど」

「どうしたの? 何の話?」
って、そうだよね。
そこを訊かれると辛い。

「実は・・・・『釜ケ崎有情』読んだんです。
 で、無性にお会いしたくなって・・・・」

叱られるならここだ。
「ずっと顔も出さんといて何寝ぼけてんのん!」

とんでもなくあったかいけど、
凄く厳しい人なのだ。

でもトモコさんは笑った。
「あはは、それやったら呑まなあかんやん!」

ふぅっ・・・・。
力抜けた。
「はい、是非是非そうしたくて・・・・」

短いゆんたく。

「おうちは変わってないんでしょ?」

ウチを新築したとき、
って、30年近く前だけど、
遊びに来てくれはったこともあった。

「まだ自転車乗ってるんでしょ?」

そんなこと覚えてくれてはったんや。
「はい、近頃トシで遠出はできなくなったけど、
 釜までくらいは走れます。
 お酒をご一緒できる時間ありますか?」

「正直、今は暇とは言えないわ。
 橋下さんのことあるし」

現場を顧みない大阪市長の予算削減方針は、
数十年も釜ケ崎の子どもや親たちを支え続けてきた、
「こどもの里」の存続も危うくさせている。

しかも、
5月5日、こどもの日に大きなイベントを抱えてはる。

そんなときにごめんなさい!
それでもぼくと呑む時間を模索しようとするトモコさん。
あわてて、辞退する。

「それじゃ、こっちが早く終われるときに電話する、でいい?
 それで河童さんがダメだったらまたその次で」

勿論!
それくらいがありがたいです。


ぼくがトモコさんに、
あるいは釜ケ崎に、
何か少しでも貢献したことなんてないのに、
昔と変わらない親しさで、
歯切れのいいトモコ節を聞かせて貰った。

それだけで充分。


ぼくみたいに決して自分のためじゃない。
ただただ人のために忙しいトモコさん。
ぼくの入れた予約なんて忘れてしまうかもしれない。

それでいい。
その程度で充分!

15年近くのご無沙汰の末に、
本を読んだから会いたいなどという、
極めて一方的で身勝手なぼくを、
時空を越えて友だち扱いしてくれはった。

それだけで充分。


釜ケ崎の「こどもの里」に行けばいつだってトモコさんに会える。
とりあえずGW中に、
トモコさんの顔見に行こう。
顔見せに行こう。

それだけできっと何かが貰えるから・・・・。


追伸
 釜ケ崎ではタオルと石けんが不足しているそうです。
 子どもたち、労働者のために、
 寄付をお願いします!

釜ケ崎有情

「釜ケ崎」という地名を聞いたことはあっても、
足を踏み入れた人は少ないかもしれない。
すっかり観光名所になった、
新世界や通天閣のすぐ近くにあるんだけど。

日本有数の「スラム街」、
「犯罪の巣窟」などと呼ばれる、
日雇い労働者の街。
偏見と誤解と蔑みにさらされ続ける街。
「一般人」は近寄りたがらない街。

でも、その釜ケ崎を愛し、
釜ケ崎の労働者に寄り添い、
釜ケ崎に根を下ろして活動し続ける人たちがいる。

そんな人々の群像を描いた本が、
『釜ケ崎有情』(講談社刊)である。

(一部の方に「朝日新聞社刊」と誤報しました。
 ごめんなさい)

もう30年ほど前からだろうか、
書くのも申し訳ないほどだけど、
ぼくはほんの少しだけ釜ケ崎に関わりを持った。

衝撃も受けたし、
たくさんのことを教えて貰った。
釜ケ崎のことを語り続けようと思った。


正直、
ドキドキしながら初めて釜ケ崎を訪ねたとき、
トモコさんとめぐりあった。

若い頃からずーーーっと、
釜ケ崎の子どもたちの居場所を確保し、
子どもたちと共に生きてきた人。
凄い人。

こんな言葉しか浮かんでこなくて申し訳ないんだけど、
ぼくの中では大きな「スタァ」。

細々とつながりは続いてるけど、
もう一体いつからお会いしてないだろう?


『釜ケ崎有情』は、
トモコさんのために1章を割いている。
紙の上で久々にトモコさんと会えた。


トモコさんが登場するから言うんじゃなくて、
釜ケ崎を知らない人に、
どうかこの本を読んで貰いたいと思う。
難しい本じゃない。

えらそうなことは言えないけど、
自分の生き方を、
少し振り返ることができるかもしれないから。


長い長いご無沙汰をしてるし、
叱られるかもしれないから少々怖いんだけど、
今日、トモコさんに電話してみようと思う。

子ども嫌い

今日は7軒の営業。
モモンガに出会うことはなかったけど、
気分よく仕事すませて、
近くの公園まで足を延ばしてみた。

あそこに行けば、
仲よくなった小学生たちが遊んでるかも。

遊んでた。

男女入り乱れて遊んでる。
仲がいいんだなぁ。

女子たちはぼくの自転車がお気に入り。
交代で乗り回してる。
こけんといてや!


20分ほど一緒に遊んで、
「孫をお風呂に入れに帰るわ」
「えー、お孫さん連れてきて!」

へー。
幼く見えるのに、
「孫連れてきて!」じゃないんだ。


気分よく帰宅。
途中でイチゴのケーキを買い込んだ。
イチゴはそーちゃんの大好物。

明日はそーちゃん、
下関に帰るのだ。

次は夏だね。

最後の夜。

同浴を拒否したまま帰ってしまうのだと思ってたけど、
今夜は数日ぶりに、
上機嫌でふたりのバスタイムを楽しんでくれた。


元々子どもはあんまり好きじゃなかったんだけど、
いーい気分の宵。

また記録更新!

いえ、そーちゃんとの同浴記録じゃないんです。

そっちの方はここ2日、
また拒否!
飽きられちゃうんですかねぇ?
おじい道は険しく、
そして奥が深い。


今回の記録は・・・・。

よかったらこのページを下にスクロールして、
左手の「月刊アーカイブ」欄を見てくださいな。

今月の日記が(25)になってるでしょ?
これ月刊日記投稿数の最高記録。

地味な話です故、
地味に、おめでとう!

ご愛読、ありがとう!

モモンガ記念日

今日、とあるおうちにお邪魔したら、
モモンガ飼ってるという。

モ、モモンガ?!

あのモモンガか?
モモンガとかいう名前の犬じゃないだろうな!

はい、ホントのモモンガです。

って、
そんなもの飼っていいのか?
動物園でもあんまり見たことないぞ!
モモンガとかムササビとか、
小学生のときから憧れてたぞ!

見たいぞ、
見せてくれ!

見た!
さわった!

え?
こんなに小さいのか?

「ポケットが好きですから入りますよ」

ホンマ?
入れて入れて!

入った。
ぼくの上着のポケットに入った。

入った途端、怒り出した。
嗅覚が鋭いのだそうで、
ぼくのおっさん臭がお気に召さなかったようだ。

しかし、
尻尾を除いたら10センチほどなのに、
ギェーギェーッって、
凄い怖い声で鳴く。
初めてモモンガの声聞いたけど、
どう聞いたって、
ムッチャ怒ってるぞ。

歯が鋭いから噛まれたら痛いって、
どうしたらいいんだ?
ぼくのポケットの奥深くに潜り込んで怒ってるんだぞ。


飼い主さんが何とか餌で釣って、
ぼくのポケットから引きずり出してくれた。

飛ぶのか?

「飛びますよ。
 よく頭の上とかに飛んできます」

うわ、飛んでくれ!
そんなのNHKの野生番組でしか見たことないぞ。
見たいぞ!


残念ながらぼくの滞在中に飛んではくれなかったが、
ぼくは本来の業務も忘れ、
かなり興奮気味においとました。


モモンガ!
生まれて初めて見たかもしれない。
今日はモモンガ記念日にしよう。

おめでたい日

今日はサッペの誕生日。

彼女は「産んで貰ったことに感謝する日」だなんて、
高校生の頃から年寄り臭いこと言ってたけど、
こちらこそ、
生まれてくれて、
そーちゃんを産んでくれて、
心からありがとう!
また、素敵な年が続きますように!


今日は母の命日でもある。

孫が大好きだった母は、
チッペと誕生日が同じで、
サッペの誕生日と命日が同じなのだ。

思い出すね。
母の通夜。

おかんのお棺の横で、
悪寒に震えてもいなかったし、
お燗をつけた訳でもなかったけど、
サッペの誕生祝いしたっけ。

冷たいぼくは、
あれから何年たつのかも、
孫のの誕生日さえも、
うろ覚えなんだけど・・・・。


さて、
今日はぼくの誕生日でも命日でもないんだけど、
とびきりのプレゼントが届いた。

昨日書いた「弟」から、
電話が入った訳さぁ。

何だ何だ、
何の心配もなく元気にやってたんじゃないか。
知らんうちにお父ちゃんになってたんやないか。

遅ればせながら、
マサカズくん、
誕生日おめでとう。

ヤツが言う。
「河童さんこの前は鳩間で、
 相変わらず若い人たちと楽しくやっておられて・・・・」
って、変にぼくの近況に詳しい。

「ずっとブログ読ませて貰ってますから、
 ぼくは河童さんといっつも会ってます」

って、ときどきこういうアホがおる。

おまえはブログ読んでこっちの近況把握して、
ご無沙汰してないつもりかもしらんけど、
読んでるヤツの近況がこっちにわかるかぁ!

おかげで下らん心配してしもたで。


でもさ、
久々にヤツの声聞いて、
ぼくはホントにうれしくて、
やたらに元気出てしもた訳や。

シンジ!
近々「愛ちゃん」で呑もうぜ!

弟のこと

ぼくにはかつて、
とっても可愛い弟がいた。

って、言っても実の弟じゃなくて弟分。
ふたまわりもトシが違った。

ムッチャかわいがってたのに、
連絡がつかなくなってもう5年近くだろうか?

先日、
ヤツからメールが来た。

ところが文面はなかった。
何なんだ?

生きてるのか?って返信した。

そしたら携帯に電話がかかっていた。
ぼくは携帯使わないから、
もう4日前の着信だったけど、
あわてて電話してみた。

出なかった。


ヤツが病んでいるという風の噂を聞いたこともある。

どうした?
何があった?

遠慮するな。
水くさいぞ。

どれだけ不義理してたって、
おまえ、弟やないか!

老化津々浦々

パソコンのソフトを、
新しいバージョンに更新するとろくなことはない。

使い慣れた古いままの方がいいから、
できる限り引き延ばすことにしている。

それなのにMSさんたら、
勝手にエクスプローラー更新しやがった。

「新しいバージョンに更新できます」っていうメッセージが
毎回毎回うるさいので、
ライブメッセンジャーも更新してしまった。

あぁ、使い勝手悪っ!


でも考えてみたら、
以前は新しいのが欲しかったよなぁ。
どんどん更新してたよなぁ。

もしかしたら、
これも老化のひとつ?

エクスプローラーにしても、
メッセンジャーにしても、
新しい機能はfacebook対応だとかスマホ対応だとか、
ぼくのPC生活に全く必要のないものばかり。

つまりこれって、
今時のネットライフにぼくがついていけてないってこと?

興味がないからついて行かないだけだと思ってたけど、
そうじゃないんだと気がついた。
ついていけてないんだ!

ぼくの上の世代の人たちが、
社会の「進化」についていけてなかったように。

そうだよ。
少なくともPCに関する限り、
かつては最前線にいたかったし、
いたもん。

ぼくはこんなとこでも老化してたんだ!


ま、しゃあないやん。
トシやねんもん。

って、、
そう諦めてしまうとこがこれまた、
あぁ・・・・
老化かぁ!

やさしい人

どうして自分にはこんなにやさしさがないんだろう?

ずっとそう思って生きてきたし、
人からそう言われたこともあった。

やさしくなろうと思ってもやさしくなれないから、
せめてやさしいふりをしようとしてきたけど、
あんまり成功したとは思えない人生。


今日、
ある友人からメールをもらった。

「尊敬」とか「親友」なんて言葉が苦手なもんだから、
とっても大切な友人という言い方しか思い浮かばないんだけど、
この人とのメールのやりとりがぼくの生活の重要な一部になっていて、
3日にあげず、
長文のやりとりを何年も続けている友だち。

利害関係が全くないこともあって、
これだけ洗いざらい、
たくさんの言葉を交換した人は他にいないと思う。

古い友だちでもない、
鳩間つながりでもない、
たった2回しか会ったこともない、
(ついでに言えば、
 女性ではあるけれど若くはない=ごめんなさい!)

でもぼくたちはお互いを、
恋愛感情とかそんな次元では全くなく、
「赤い糸」と呼び合っている。

今夜の彼女のメールの一部。


ずっと、河童さんとやりとりをしてきて、

河童さんみたいに、やさしい人になりたいな~と思うようになりました。

やさしさというのは、同情するとか言葉がけするとかそういうことではなくて、

あらゆる立場の人のことを、心で理解できるようになる、

そういうことじゃないかと思うんですよ。


確かにいろんな人から、
「河童さんみたいに○○な人になりたい」と言って貰ったことはある。
何かの局面で「河童さんはやさしいね」なんて言われることもある。


けど、
河童さんみたいにやさしい人になりたいなんて、
生まれて初めて言われた。

衝撃だった・・・・。


彼女は一体ぼくなんかのどこにやさしさを見いだしてくれたのだろう?

それはわからないけど、
彼女が言ってくれたのなら、
ぼくはもしかしたらやさしいのかもしれないって思った。
彼女の言葉でこれからやさしくなれるかもしれないと思った。


ぼくはずっと、
やさしい人間に憧れていた。
やさしい人間になりたかった。

なりたいんだ。


ありがとう・・・・。

不透明な記録

近頃やたらに、
「河童の好き勝手」やブログの表示に時間がかかりません?
いやになるほど。

無料でお世話になってるFC2さん、
人気がありすぎてサーバーがパンパンなんかな?

そんな中でのアクセス、
ありがとうございます。


今日のそーちゃんは睡眠不足もあり、
むっちゃくちゃ駄々っ子。

連続同浴記録8日目にして、
ついにやって来た、拒否!

連続記録途絶!


しかし、
今日のそーちゃんはぼくとの同浴を拒否したんじゃなかった。

お母さんが一緒に入ろうと言っても大泣きの拒否。
さんざん駄々をこねた挙げ句、
何とかお母さんとお風呂に入ったんだけど、
「おじいちゃんにも来て貰う?」というお母さんの問いかけに、
そーちゃんはコクリ。

急遽ぼくが呼びつけられ、
結局3人で入った。


さて、判定や如何に?

ぼくの記録は更新中?
それとも途絶?

そーちゃん、明日はどうするの?

スリリングな毎日である。

なれなれしいヤツら

仕事で池上曽根遺跡というところに行ってきた。

最高のお天気で、
汗ばむ陽気。

広い遺跡公園では、
遠足、社会見学、
小学生がいっぱいお弁当食べたり走り回ったり。

ぼくもお昼をすませ、
そんな光景を丸太にもたれながらのんびり眺めてたら、
いきなりおにごっこの輪に引っぱり込まれた。

タッチされたらどんどんオニが増えていくという、
伝統的かつ素朴なおにごっこ。

2本つきあわされた。
元陸上部のぼく、
久々に全力で走った。

負けへんで!

汗だく。
足がくがく。
ぐったり・・・・。

俺、運動不足の56やねんけど・・・・。

でも、ムッチャ楽しかった。
ちょっと明日が心配やけどね。

本を買っても

先日、
鳩間つながりのヌマ夫妻が大阪に遊びに来てくれて、
ふたりと待ち合わせてるとき、
本屋さんに入って衝動買いしてしまった本がある。
本を買うつもりなんかなかったのに、
たまたま目を惹きつけられてしまった本。

その本の中に、
ぼくの大好きな友人がルポされてるっていうこともあったんだけど、
何かそれ以上に、
心にビビッと来るものがあって、
何かに誘い込まれるように買ってしまった。
買っただけで、
何だかとっても幸せな気分になってしまって、
自分でも訳がわからなかった。


その本は素晴らしい本なので、
読み終わってから詳しく書くけど、
大事に少しずつ読み進めてたら、
そこでルポされてるある人の息子さんが
不登校になったっていうエピソードが出てきた。

で、その中学生の息子さんがある日、
「オレ、この学校へ行く」って、
ネットで調べた資料を差し出したと。

ちょっと予感がした。
その学校って・・・・。

やっぱり!
鳩間小中学校だった!

わぉ!
誰のおうちの里子さんだったの?

豊さんだった!

先日この欄にも書いた、
ぼくのことを色男だと誤解しきってるおじさん。


何故この本を衝動買いしてしまったのか、
何が心にビビッと来たのか、
買っただけで何故幸せだったのか、
わかった・・・・。


鳩間つながりの友だちと待ち合わせてるときに衝動買いした本が、
鳩間につながっていく。

これってもう、
「赤い糸」だよね。

うれしくってさ!

記録更新!

本日、めでたく、
そーちゃんとお風呂に入り、
連続5日同浴という新記録を達成いたしました。
長い道のりでした。

彼の中にはルーティーンがあるらしい。

ぼくが帰ってくる、
部屋へ上がってきて遊ぶ、
ふたりでお風呂に行く。

ところが昨日はお母さんとお出かけしてて、
彼が帰ってきてぼくがお風呂で出迎える形になった。

やばかったよぉ。
リビングから泣き声が聞こえたときは、
またも挫折かと諦めかけたが、
一昨日買ってきた水鉄砲に救われた。
水鉄砲に釣られて彼は入ってきた。

そして今日。

ぼくが帰ってくる、
部屋へ上がってきて遊ぶ。
「お風呂入ろか?」と声をかけたら、
彼はいそいそと部屋を出る。
やった!
ふたりでお風呂に行く。

ところがここでアクシデント。
まだお風呂が沸いてなかった!

しかたなくリビングで時間待ち。
ここで彼のルーティーンが乱れた。

お風呂が沸く。
「お風呂入ろか?」
彼は激しくイヤイヤをする。
「お風呂行こ!」
イヤイヤ!

またも4日目にして記録はとぎれるのか???

でも、よく見たら、
そーちゃんは首を振りながら笑ってる。

何と、拒否じゃない。
ふざけてるのだ。

おいおい、
こっちの心境を見透かしてるのかい?
抱き上げると上機嫌で身を任せてきた。

というような訳で、
ヒヤヒヤしながらも5日目。
新記録達成!
おめでとう!

ふぅ。

ちょっと旅日記 シャコ貝



何だかわかります?

3月29日、
鳩間の海でゲットして、
その晩、お刺身をいただいたシャコ貝の貝殻。
(許可を得て採取しています)

あちらではスーギーラと言います。

英子さんがきれいにさばいてくださって、
「持って帰ったら?」
と言ってくださったので、
はるばる鳩間島から我が家までやってきた。

これまた最高のお土産。

最大1メートルを超え、
50センチになったらかなりの大物だけど、
これはまだ20センチ足らずのヒヨコちゃん。

それでもズッシリ重くて、
土産物屋だと数千円するよ。


最近、
鳩間へ行くたびにひとつはゲットしてたけど、
今回ひとつ目をゲットしたとき、
「もしかしたらスーギーラの見つけ方、
 わかったかも!」

で、次の日、
ホントにわかったかどうか検証すべく潜ってみて、
ほら、やっぱり、ふたつゲット!

うん、スーギーラの見つけ方、
ほぼ会得したみたい。

待ってなよ、
でっかいスーギーラ!


貝殻をみてたら、
鳩間の海の風が吹く。

玄関に飾っとこっと。

赤川次郎さーん!

学生時代、
今は何が貰えるのか知らないけど、
当時は500円分の図書券貰うために、
よく新聞の、
読者の投稿欄に投稿したっけ。


昨日の朝日の「声」欄を読んでたら、
思わずうなってしまうような投稿があった。

こいつすげぇ!
むっちゃスッキリする!

思わず投稿者の年齢を見てみたら、
東京都港区の64歳だった。

そしてその横に、
「作家 赤川次郎」と書いてあった。

IMG_9841-.jpg

赤川さんって、
今まで読んだことなかったけど、
読んでみたいと思った。


テレビ欄見た。
「三毛猫ホームズ」のドラマが初回って、
これ確か赤川さんだったんじゃない?

偶然なのかわざとなのか知らないけど、
ドラマの方は「読売テレビ」だった。

見なかった。

でもこの投稿には、
最大の賛辞を贈ります。
赤川さん、ありがとう!

おなかの中身

夏に二人目の孫が生まれる予定。

サッペのおなかも随分ふくらんできた。
そーちゃんもお兄ちゃんになる。

きっと、
このおなかの中に赤ちゃんがいるんだよ、
って、教えられてるんだね。

サッペがシャツをめくりあげて、
ふくらんだおなかを出すと、
そーちゃんは嬉しそうに、
そのおなかにチュッってする。

とっても素敵なキス!

それを見ていて思わず、
「おじいのおなかもこんなだよぉ」って、
シャツをめくってみたら、
そーちゃんが走ってきて、
チュッ!

あかん。
ダイエットしよう!

ぼくのおなかからは何にも出てこないさぁ。

初体験 ベビー用品お買い上げ!

仕事場からの帰り道に、
ベビー用品の量販店がある。

毎日素通りしてるんだけど、
今日は朝からそこへ行きたかった。

そう、孫のそーちゃんとのバスライフを楽しむために、
お風呂グッズを買いたかったのだ。

仕事を終え、
突然の雨に愛車を打たれて普段ならむかつくとこなのに、
いそいそと西松屋へ。

そんな自分にちょっとびっくりしてたし、
そんな自分がうれしかった。

499円の水鉄砲買った。
840円のエジソン箸っていうのも買った。
幼児のトレーニング用お箸。

彼は近頃、
お箸が持ちたくなってきたのだ。

いそいそ。


そーちゃんは今日もぼくの帰りを心待ちにしてくれてたらしい。
雨に濡れた自転車を整備してる間、
彼はお箸と水鉄砲を持って、
そわそわ。

お待たせ~!

早速部屋にやってきたそーちゃんは、
ぼくが慌ただしく缶ビール1本飲み干すの待ちわびている様子。

「お風呂入る?」って訊いたら、
天使のほほえみが返ってきた。
「早くこれしよ!」って。

まだ喋ることもできないのに、
水鉄砲がどういうもので、
それがお風呂グッズだっていうことも、
わかってるみたいだった。


もちろん、
今夜もふたりで楽しいバスライフ!


あは、
これなら明日も大丈夫だね?!

続・お風呂記念日

50日ぶりくらいだそうだ。
孫のそーちゃんがやってきた。

記憶力のいい常連さんは覚えてる?

前回の滞在前半にふたりでお風呂に入るようになり、
幸せなバスライフを4日間満喫してたら、
翌日から突然、強烈な同浴拒否に遭った。
以後、泣きわめいてどうしても入らないまま、
下関に帰っていった。


そして今日。

ぼくが帰宅したら即座に、
部屋に連れて行けと言う。


部屋で遊んで、
屋上で遊んで、
ムッチャ楽しそうにしてるので、
「お風呂入る?」

おそるおそる訊いてみたら、
自分で屋上から降り始めた。

ドキドキ。

1階まで降りて、
お母さんのいるリビングに向かうのかと思ったら、
そーちゃんはお風呂場に向かい、
服を脱ぎ始めた。

マジ?
我に返ってまた拒否しだすんじゃない?

気が変わらないうちにと大焦りで、
脱衣を手伝う。

すっぽんぽんになった彼は、
お尻にうんこをはさんでた。
けど、この際、うんこもクソもない。

おっと、うんこもクソも一緒だ。

で、入った!

何もなかったかのように、
当然のように、
待っていたかのように、
そーちゃんはおじいとの同浴を楽しんだ。

ふぅーーー。


じゃ、
あの強烈な拒否は一体何だったんだ?

未だ言葉を獲得していない彼の心の中は、
彼と神のみぞ知る。
やっぱり永遠の謎なんだろうな。


明日も入ってくれるのかい?
そーちゃん!

明日、仕事の帰りにさ、
西松屋に寄って新しいお風呂グッズ買ってくるからさぁ。

ちょっと旅日記 島民割引

ぼくたちが観光で石垣から鳩間に渡るのと、
鳩間の人たちが通院とか買い物で石垣に渡るのと、
同じ船賃って、
それでいい?

勿論それは鳩間だけじゃなくて、
他のどの離島も同じなんだけど。


ぼくは初めて鳩間に通い出した頃から、
(その頃は定期高速船なんてなかったけど)
それに納得がいかなかった。

今、石垣-鳩間の船賃、
往復で5000円だよ!

数年前に西表に歯医者さんが開業したけど、
それまでは石垣まで通わなければならなかった。

自分の船を持ってる人ならまだしも、
島の人たちの歯は悪かったさぁ。
治療費プラス船賃、
おまけに往復で1時間半余りだもん。


本年4月1日から、
行政の補助により、
船賃の島民割引が実施されている。

今回の旅でそのことを知り、
ぼくたちが大阪に帰った翌日から
島民割引は実施された。

それは大いにうれしいというか、
安心したというか納得いったというか、
文句はないんだけど・・・・。

でも、
約25パーセント。
半額でいいでしょ!

しかも一度利用するたびに申請書を書いたり、
とても煩雑な手続きがいるんだって。

これはまだ道半ば。
これからもっと・・・・。
そう願わずにいられない。


ところで、
今回の旅で知り合った西表の方に、
石垣から竹富、小浜、西表と、
順に橋を架けていくという計画もあるという噂を聞いた。

「どうせ西表までで、
 きっと鳩間はほっとかれるよね」
って笑ったんだけど、
とっても勝手な観光客の、
矛盾した思いをお叱り覚悟で吐露するなら、

橋まではやめてよ~!


前に宮古島の離島、来間島を訪ねたときの、
おばあの言葉を思い出す。

「橋ができて便利にはなったけど、
 それで島の人はバラバラになったさぁ」


島を愛する旅人なら常に考えてしまう大きな二律背反。

島ちゃび(離島苦)は少しでも軽くなってほしい。
けど、島の姿は昔のままであってほしい。

ホント、勝手な思い。

やっぱり、
ぼくたちが口を出すことじゃないよね。

ちょっと旅日記 凄い話

島のお年寄りたちに比べたら、
ぼくなんかまだまだ若輩だけど、
こっちも60の大台が視野に入ってきたしさ、
ついつい、
トシはとりたくないねぇという話になる訳さ。

とある、
80になるというご夫婦のおうちで呑んでたときのこと。

「おじいももうダメさぁ」

わかります。
同列に並べる気は全くないけど、
ぼくでこんなだからいろいろダメになるんだろうな。

「おばあと寝たのはもう10年前で最後だよぉ」

えええーーーっ!


ぼくは思わず、
おじいとおばあのそういうシーンを思い浮かべてみたが、
全く思い浮かばなかった。


勿論、
70を超えて子どもつくった芸能人のニュースとかも流れるけど、
それは別世界の話。
どうせグルコサミンや皇潤どころの話じゃなく、
とんでもない値段の薬剤を日常的に服用してるでしょ。

そういうのじゃなくて、
ただの人。
しかも、
自分の身に置き換えてみたら、
14年後の話。

最早枯れてしまってる自分がその年で・・・・。


もうダメさぁというおじいの話に、
自分なりに実感を込めて話を合わせてたら、
とんでもないしっぺ返しを受けたというお話でした。


これって、
おじいが凄い?
ぼくがダメ?

ちょっと旅日記 芭蕉布

初めて沖縄的なものにぼくが出会ったのは、
30年以上も昔の話。

同僚の女性が「南国」というスナックに連れて行ってくれて、
そこのカラオケで「芭蕉布」を歌ってくれたときだった。

彼女の声も素敵だったんだろうけど、
何て美しい歌なんだ・・・・。

それ以来、
ぼくの中には「芭蕉布」が強烈にインプットされることになった。
芭蕉布が織物だということは、
沖縄に通い出すようになってから知った。


昨年夏、
ついに長年の憧れ、
芭蕉布の里である喜如嘉を訪ね、
人間国宝・平良敏子さんと遭遇して感激したことは、
ここにも書いた。

そして、この春。

鳩間を散歩していたら、
バナナの木の間で女性がふたり、
何かしておられる。

覗いてみると、
バナナの木の皮を剥いてはる。
もしかして・・・・。

「芭蕉布ですか?!」

「そうですよ」
「は、鳩間で芭蕉布?!」

そんな話、聞いたことがなかったぞ!

「この島の出身なのでここで栽培して、
 石垣で織ってるんですよ」

あがやー!
知らなかった・・・・。

いろんなお話をうかがった。

「さわってみてください」

皮を剥かれたバナナ(糸芭蕉)の、
見とれるほど美しい真っ白な幹をさわってみると、
ヒンヤリ冷たい。

「でしょ。
 昔は熱を出したとき、
 水枕の替わりに使ったんですよ」

短い間だったけど、
いろんなお話をうかがって、
ちょっと感激のひとときだった。


そう言えば、
あの「芭蕉布」の歌詞、
♪海の青さと空の青~

作詞者は鳩間島出身の方だった!

ちょっと旅日記 最高のお土産

沖縄・八重山に数十年も通い続けていると、
もうありきたりなお土産じゃなくて、
どんどんディープなお土産が欲しくなってくる。

で、我が家の河童泡盛博物館には
八重山病院小浜島診療所で風邪の診察を受けたときの薬袋だとか、
沖縄県中南部版ハローページなんてのも「展示」してあったりする。


今、凝っているのは泡盛酒造所の販促用のぼりやのれん。
近頃はこういうものも販売されるようになってきたけど、
ぼくの場合は「購入せず、いただく」というコンセプトで集めている。

博物館に続く階段にはこれまで、
「忠孝酒造」や「八重泉酒造」などののぼりやのれんが
「展示」されていて、
雰囲気を盛り上げてきた。


今回、鳩間で建次さんに、
余っているのれんとかはないかと尋ねてみたら、
「あるはずさ」と探してくださって、
いやいや、いただきましたぁ!

「請福酒造」ののれんとのぼり、
「八重泉酒造」ののぼりに「オリオンビール」ののぼりまで。

ありがとうござい~す!


早速、
子どもみたいに心躍らせながら、
階段展示を増強。

IMG_9789-.jpg

こんな感じになりまして、
大いに雰囲気を盛り上げております。

IMG_9790-.jpg

どうぞご来観くださいませ。

ヌマにはまる

昨夜は、
一昨年の夏、鳩間で知り合った、
ヌマさん夫妻が東京からやってきてくれた。

ホントに人目を惹くほどの美男美女カップルなのに、
全く嫌味のない、
ぼくの大好きなふたり。

島を少し案内してあげただけなのに、
とっても喜んでくれて、
昨年も、そしてこの夏も、
鳩間を訪ねてくれる。

「河童さんと会えたから
 鳩間が大好きな島になった」
って、一番うれしいことを言ってくれる。

終電近くまで、
4時間以上、延々と鳩間・八重山の話。
尽きないんだよねぇ。

このふたりとなら、
どこで知り合ってても仲よくなってたんだろうけど、
やっぱり鳩間の時間を共有したからこそ、
ずっとつながってるんだよね。

鳩間島から、
一体どれだけ沢山のものを、
ぼくはもらってるんだろうなぁ・・・・。


ヌマさん、
楽しい時間と、お土産を沢山ありがとう!
きっと鳩間でも再会しようねぇ。

ちょっと旅日記 色男な話

鳩間には、
宮古民謡の大御所で、
沖縄ではテレビ・ラジオでもお馴染みの、
豊さんがいる。

とあるぼくの友人は、
岐阜県に住んでいて、
まだ鳩間に行ったことはないんだけど、
豊さんの「流派」の弟子筋にあたる。
彼女にしてみれば豊さんは
いわば雲の上の大師匠。

名古屋で行われる記念公演のときなどに、
豊さんと何度か顔を合わせても、
口をきくことさえできないでいた。

「ぼくの話を出してくれたらきっかけになるから」
と、ぼくは彼女に言い続け、
ついに彼女が豊さんに声をかけたときの会話。

「あぁ、鳩間で河童さんを知らない人はいないさ」
(あはは、それほどでも・・・)
「河童さんはそれだけ島の皆さんに愛されてるんですね」
(あはは、それほどでも・・・)
「いや、そういう話じゃないさ。
 彼はいっつも来る度に別の若い女性を連れてくるから、
 それで有名なんだよ」

って、おい!

確かにヒメやメグと一緒に行ったよ。
よその島で知り合った女性と一緒に鳩間入りしたこともある。
けど、殆どはひとり旅なんだよぉ。
ぼくはこの13年間、
ずっと清かったんだよーーーーっ!


その話を友人から聞いて以来、
ぼくはぼくの清さを豊さんにアピールし続けるんだけど、
思いこみが激しいっていうか何ていうか、
豊さんの河童イメージは動かない。


去年の夏だって、
メグと一緒に行ったけど、
おっさんのひでさんも一緒だった。

これで誤解を解くことができると勇んで鳩間入りしたんだけど、
豊さんの目にひでさんは全く映っていなかった。


でも、
今回はカッペ(奥様)とのふたり旅だったじゃない?
豊さんに清さをアピールする最大のチャンス。

ぼくは鳩間で豊さんに会うのが今回ほど楽しみだったことはない。

ところが豊さん、
ぼくたちが鳩間入りしたとき、
島を留守にしておられて、
翌日、帰ってこられた。

その日、ついに憎っくき豊さんと遭遇。

「豊さ~ん! 今回は奥さん連れてきましたよ~!」

するとどうだ。
豊さん、大きくずっこけて、
おうちの柱にすがりついてしまったではないか。

何なんだそのリアクションは!
ぼくが奥さん連れてくるなんてがっかりだってか?


その翌日、
また豊さんとゆんたくしてたら、
「いつまでいるの?」
「あと2泊です」
「あ、そう。奥さんと来ると短いね。
 私も本妻と旅行するときは短いさぁ」

って、おい!
横にカッペはいるし、
豊さんの奥さんもいるだろうが!

てか、
ぼくはいっつも鳩間に3泊か4泊。
いつもと変わらないのに、
1日目に豊さんが留守にしてただけだろうがぁ!


積年の汚名をそそぐべく、
勇躍乗り込んだ今回の鳩間。

完敗だった。
見事な返り討ちだった。


世界で三本の指に入る宮古民謡の大御所なんだけど、
ぼくには、ただの?
働き者でやさしくて、
かなりお茶目な島のおじさんでしかない。

ぼくはそんな豊さんが大好きなんだよぉ!

ちょっと旅日記 おばあのお酒

鳩間ではいつも夕方から、
カツおじいのおうちで呑む。
そして7時から、宿の晩ご飯。

その日課は今回の旅までずっと続いてるんだけど、
調べてみたら9年前に、
その事件は起こっていた。

カツおじいとゆんたくしながら、
もう既にかなりできあがった頃、
シズエおばあが自家製薬草酒を振る舞ってくださった。

ウコンとシソのお酒だったけど、
ほら、こんなコップになみなみと。




何とか歓待しようとしてくださるおばあの気持ちが、
とってもうれしかった。

でも、
もう晩ご飯の時間が迫っているぞ。
そちらに遅れても申し訳ない。
かと言って、
折角のお酒を残して去るのも申し訳ない。

で、ぼくは焦りながら、
グイグイとおばあのお酒をあおった。

何とか飲み干して、
おうちから庭へ出たところで、
ぼくの記憶はぷっつりととぎれている。

ぶったおれてしまったのだ。

気がついたら、
40センチ幅ほどの防波堤の上に寝かされていて、
周りで島の人たちが、落ちろ!落ちろ!と笑ってた。


泥酔してふらついたり、
記憶を失ってるなんてことはしょっちゅうだけど、
突然ぶったおれた経験なんて、
このときの1回きりだ。

それ以後、
カツおじいのおうちで呑んでたら、
毎回必ずと言っていいほどその話が出る。
そしてその度におばあは、
それが自分の落ち度だったと、
恐縮なさる。
ぼくはもっと恐縮する。


今回もカツおじいのおうちで、
恒例のようにその話になった。

そしておばあはまたお詫びの言葉。
さらに、にっこりほほえみながら、
「あれ以来、お酒つくるのやめました」

えええーーーっ!

衝撃だった。


お酒を飲まないおばあだけど、
自家製酒をつくるのは自分の楽しみだと、
確かあのときに言っておられたはず。

そんなおばあの楽しみを、
ぼくの不用意な行動が奪ってしまっていた・・・・。


9年ぶりに知ったその事実に、
ぼくは申し訳なくて申し訳なくて、
今回の極上の度の中でただ一度、
落ち込んでしまったのだった。

おばあ、
ごめんなさい。

ぼくはもう一度、
おばあの自家製酒が呑みたいです。

今度はゆっくり、
楽しみながらいただきますから、
どうかおばあ、
もう一度、
お酒をつくってください!

旅日記

「河童の珍道中」に、
今回の旅の日記をアップしました。

よかったら見てね。

それとは別に、
信頼できる方のみに、
ご希望により、
文章版旅日記も配信いたしますが、
こっちは原稿用紙にすれば90枚ほどになるからねぇ・・・・。

大切なこと

今回の旅で、
時間や空間を共にすることの大切さに改めて気づいた。

大切な人と大切な場所や時間を共にしたら、
それはひとつの財産になっていくんだな、って。

そんなの、
若い恋人同士だったら言われなくてもそうしてるけど、
それが財産になるなんて思ってはいないだろうと思う。

結婚して32年。

今回の旅で、
そんな若い恋人たちのときめきを再現した訳じゃないけれど、
大切な何かを共有することの大切さ、
正直、長い間忘れてたなぁ・・・・。


今夜はメグとふたりで軽く飲んだ。

どうしても旅の話を聞かせろって、
全身が訴えてたんだよなぁ。

で、ああだったこうだったと、
ひとつ話をするたびにメグは目を輝かせ、
悔しいいいいいっ!
行きたいいいいっ!
って。

そんな酒はこれまた極上だったさぁ。


メグとも二度、
島の時間を共有してる。

夫婦でも恋人でも愛人でも何でもない。
けどメグも、
ぼくにとって大切な人なんだよな。

そのことにも改めて気づいたよ、相棒!

島の神様、ひじゅるー!

昨夜、鳩間から、ただいま!
いや、ただいまぁ・・・・。
ふぅ。

また極上の旅でした。
そのことはまた、ゆっくりと。

けど大変だったんだよぉ。

昨日は天候大荒れで、
鳩間-石垣の定期船が欠航!
とっても厄介な事態だったんだけど、
それでも、
島の神様が守ってくれている。

幸運なリカバリーの連続で、
何とか石垣まで楽しく辿り着いた。

石垣でもエア待ちの時間をまったり過ごし、
16時過ぎの便で、さよなら八重山。

あとは那覇で乗り継いで大阪へ、
のはずが、
何と、那覇に着いてみたら、
伊丹便が欠航だってぇ!!!
どうすんのよぉ!

鳩間の神様だけに、
八重山を出た途端、
あとは知らないよって訳~?
ひじゅるー!(冷たい)

予定より3時間近く後に振り替え便が関空に飛んだけど、
帰宅は11時半を回ってた。

遠い道のりだったなぁ。
ふぅ。

でも、
楽しい旅がその分長く続いたって思えばいいさぁ。
今回も心にいっぱい詰め込んで帰ってきたよ。

やっぱり島の神様、
ありがとう!
ちょっと演出過剰だった気もするけどさ。

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